鶴形駅・十二湖駅・津軽飯詰駅

【駅訪問フォト日記;2007年9月、北東北(+α)編】

 今回は、ムーンライトながらとANAの大館能代空港行き便で現地入り。そして、バスを乗り継ぎ、奥羽本線の鶴形駅に到着しました。

鶴形駅駅舎

路線が築堤上にあるためか、駅舎は築堤の高さにあわせた位置にかさ上げされた珍しい構造です。高床式構造と言うべきものでしょうか?床下は自転車置き場として利用され、あとトイレもあります。階段に上ると、一階分高い所から見渡した周囲の風景が、駅からのものではなく、まるでベランダから見ているようで新鮮でした。

鶴形駅階段からの眺め



十二湖駅とリゾートしらかみ・橅(ぶな)編成


 その後、五能線に入り、能代駅からリゾートしらかみ3号・橅(ぶな)編成に乗り、十二湖駅へ。夏休みが終わった9月にも関わらずリゾートしらかみの人気は高く、この日すれ違った他のリゾートしらかみも多くの席が埋まり、人気の高さが伺えます。3号も満席で、一面一線の十二湖駅のホームは乗降客で溢れかえります。

十二湖・青池


青池の不思議な青さに見とれ、ブナの原生林の中を歩き、しばし自然に酔いしれます。

そして、リゾートしらかみ5号・くまげら編成に乗り、五所川原駅へ。津軽鉄道に乗換え、夜の帳が下りる頃、津軽飯詰駅へやって来ました。

夜が迫る津軽飯詰駅

テーマ:鉄道旅行│ジャンル:旅行
駅訪問フォト日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2007/09/09(日)13:43

近鉄伊賀線の駅舎

 近鉄伊賀線の駅舎を巡ってきました。今年秋に、伊賀線は近鉄から新しく設立された伊賀鉄道へと経営移行される予定になっています。

 まず広小路駅へ行こうと上野市駅から歩きました。しかし、適当に歩いていたら、ちょっと行き過ぎて、一つ先の茅町駅に辿り着いてしまいました。伊賀線の市街地区間では駅間隔が短いのでした。歩いて再び広小路駅を目指しました。
茅町駅駅舎


広小路駅駅舎

 かつて上野市に訪れたことがあり、その時に広小路駅から帰路に就きました。趣きある駅の佇まいを目にしながら、列車の時間がぎりぎりだったので、じっくりと駅を見る事ができなく、いつか再訪したいと思っていました。駅も良かったのですが、周囲の古い街道の面影を残す街並にも引かれました。上野市駅前から商店などが並び整備されたメインストリートがあるのに、そこから住宅の中を少し歩くと、駅の周辺に昔ながらの雰囲気を残した商店街が突然現れたのが、何か異空間に辿り着いたかのような感覚を覚えました。

依那古駅改札口

 その後、いくつかの駅で途中下車しました。古い駅舎は残っているのですが、リニューアルされていて、あまり趣きはありませんでした。写真は依那古駅です。

テーマ:鉄道旅行│ジャンル:旅行
駅訪問フォト日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2007/07/02(月)12:10

坂本駅、渡駅、人吉駅〜肥薩線駅巡りの旅〜

【駅訪問フォト日記、6月・九州鉄道旅行編(3)】

 肥薩線の木造駅舎と言えば、今や駅舎の中でビッグネームになった築百年を超えた嘉例川駅や、超閑散区間の吉松‐人吉間の大畑駅などが有名ですが、八代‐人吉間にも、ひっそりと古い駅舎が残っています。そんな駅を見ながら肥薩線の旅を楽しみます。


坂本駅ホームと単行列車

 坂本駅。球磨川沿いの急峻な地形に開けた町で、古い木造駅舎が残っています。印象的なのがこのホームの長さやこの構内の広さ。かつては2面3線のホームが使われ、1・2番線の間に中線を思わす空間が残っています。さらに、業務用の側線も駅舎寄りに3線も残っています。鹿児島本線の海沿いのルートが開通する1927年までは、今の肥薩線ルートの方が鹿児島本線で、かつてのメインルートの面影を忍ばせます。

 1時間ちょっと坂本駅に滞在し、次の人吉行きの列車を待ちます。
 やって来た列車(1225D)の2両目が妙に赤く、気になって見ると、いさぶろう・しんぺい号用のキハ140系形気動車!きっと本業の、いさぶろう・しんぺい号の間合い運用で、他の普通列車の運用にも就いているのでしょう。もちろん、2両目のこの車両に陣取りました。2両編成という事を差し引いても、車内はとても空いていました。ちょうど、通学の学生で混み合う時間と思っていたのですが。

坂本駅に入線する、いさぶろう・しんぺい号用気動車


 球磨川の眺め

 でも、そのお陰で、木材をふんだんに使ったレトロな車内で、ゆったりと球磨川の車窓を楽しめました。


渡駅駅舎

 いさぶろう・しんぺい号用車両に後ろ髪をひかれつつ、渡駅で下車。球磨川下り急流コースの乗船場の最寄り駅です。下車早々、猫駅長の出迎えを受けました(笑)。古い木造駅舎が残っていますが、大きく改装され地元の商工会議所として使われています。駅舎に寄り添う背の高い木が印象的です。


軒下にある渡駅待合室

 本当に商工会議所の建物と化してしまい、駅舎の機能は軒下に設置された小さな待合室に移転されたと言った方が正確です。駅は大きな「元駅舎」の片隅で、いかにも肩身が狭そうな雰囲気…。
 ですが、コスト削減という理由も大きいのでしょうが、古い駅舎を安易に壊してしまうのではなく、きれいに改装して大切に使っていこうという試みは評価できます。それに、ゲンナリするリニューアル駅舎が多い中、この駅舎は趣を比較的残した改修が施されていると感じます。何よりも、駅が無人化して寂れゆく一方なのではなく、有効活用され、人が居という状態にある事は、駅利用者や町の人にとって安心でき心強いのではないでしょうか?


人吉駅。いさぶろう号の看板

 一区間・7分だけ、特急くまがわ号に乗り人吉駅へ。人吉駅入線直前に、ばら園のようなものが目に入り、花々が咲き誇り心引かれたのですが、乗換えの時間が十数分しかなく諦めました。
 2・3番ホームにはいさぶろう号の大きな看板がありました。駅員さんはベンチで一休み…。3番ホームには、坂本‐渡間で乗車した、いさぶろう・しんぺい号編成が停車していました。これからは本業のいさぶろう号として、矢岳越えなどの絶景区間を走り抜け吉松へ向かいます。私も軽く駅の撮影をすると、駅弁を買い、いさぶろう号の車内へと急ぎました。

テーマ:鉄道旅行│ジャンル:旅行
駅訪問フォト日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2007/06/17(日)22:24

駅・青空・雲の風景〜久大本線〜

【駅訪問フォト日記、6月・九州鉄道旅行編(2)】

 前日の雨で洗われたためか、空を見上げると、気持ちいいほど澄んだ青空が広がっていました。

由布院駅ホーム

 今日の旅のスタートは久大本線の由布院駅から。これから久留米方面へと向かいます。もうすぐ学生で賑わう時間で、その前に静かなひと時を楽しみます。


豊後中村駅、駅前と青空。

 豊後中村駅。駅舎の上には心地よい青空が広がっています。


うきは駅、駅前の通りと青空

 うきは駅。駅を出て、駅前の通りに出ると、空いっぱいにたなびく雲に、一瞬、心を奪われました。


善導寺駅と雲・空

 善導寺駅。ここまで来るとさすがに住宅が増え、久留米の都市圏に近付いている事を感じますが、由布院方向を見ると、緑豊かなローカル線らしい光景が広がっていました。


 快晴だったのはここまでで、南久留米駅で降りた頃には、空は厚い雲で覆われ、射す光も少なくなっていました。

テーマ:空の写真│ジャンル:写真
駅訪問フォト日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2007/06/13(水)02:37

日豊本線の木造駅舎

駅訪問フォト日記、6月・九州鉄道旅行編(1)

6月の始めに九州に行ってきました。

 前夜に寝台特急富士で発ち、行橋駅で下車。普通列車に乗換え、少しづつ日豊本線を南下していきます。

豊前松江駅駅舎

 1932年(昭和7年)築の木造駅舎が残る豊前松江駅。窓がサッシ窓に換えられているものの、窓枠が茶色で雰囲気を大きく損なってい無い所が素晴らしいです。駅舎前の花壇に植えられた薔薇も印象的でした。


豊前松江駅を通過する883系特急ソニック

 待合室や窓口も大きく改修されていなく、よく昔の雰囲気を残していると思われます。そんな中、883系の特急ソニックが青い車体を一閃させるように通過してゆく様は斬新な眺めですが、個性的な特急が多いJR九州らしい光景とも映ります。


今津駅駅舎

 今津駅にも木造駅舎が残っています。そこそこの規模の駅だったようで、駅舎の横には、信号機室、係員詰所、側線跡などが残る広めの業務用スペースがあります。しかし、現在は人の出入りがほとんど無さそうです。


今津駅近くにあるレンガ造りの倉庫

 今津駅周辺で特に目を引いたものが、駅に隣接する大きなレンガ造りの倉庫です。昔は農業用の倉庫だったようですが、今は寂れ使われている気配が感じられませんでした。


 下ノ江駅駅舎・車寄せ

 下ノ江駅。ここも木造駅舎が残っているのですが、上の二つの駅と違って無人化されていて、窓口は塞がれ待合室もがらんとし、寂れた印象。
 窓枠が木製もままなど、駅舎の雰囲気はいいのですが、車寄せ下にコーラの派手な自動販売機がデンと居座っているのが目立つこと目立つこと…。駅利用者のため、水分補給の手段を容易にするとか、少しでも収入の足しにするなど、存在意義が無いとは言い切りませんが、駅舎鑑賞…、特に古い駅舎の昔ながらの雰囲気を味わいたい私にとっては正直目障りに感じます。


上臼杵駅ホーム側の植込み

 上臼杵駅。ホームから駅舎へと続く通路の脇に木々や花が植えらています。植木の形はきれいに整えられ、赤い花がきれいでまるで庭園のよう。雨上がりで木々や花が露でしっとりと濡れ、日差しで輝く様子がさらに情感を添えます。


上臼杵駅駅舎

 上臼杵駅にも趣き深い木造駅舎が残っています。こちら側は、高くそびえる木が見事です。
 次の列車まで一時間程あったので、周辺を散策しました。龍原寺の三重の塔、フンドーキン醤油(株)の社屋など、古い建物がいくつも残り、面白いひと時を過ごす事ができました。また、ふぐ料理の店が目に付きました。トラフグは臼杵市の名産品として有名なのでした。今度、臼杵に来る時は是非とも…。


 嘉例川駅、門司港駅など、名だたる九州の名駅舎の影に隠れて目立ちませんが、日豊本線にも派手さは無いものの、昔ながらの趣深い木造駅舎が意外と多く残ってる穴場と言えます。しかし、老朽化とリニューアルの波が押し寄せ、徐々に失われているのが残念です。今回挙げた駅は、大切に使われているなと感じましたが、いつその波に呑み込まれてしまってもおかしくないと思います。日豊本線の木造駅舎の姿を記憶に留めておきたい方は、早めの訪問をお勧めします。

テーマ:鉄道旅行│ジャンル:旅行
駅訪問フォト日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2007/06/12(火)20:17

新駅舎建設中の奥町駅(名鉄尾西線)…+苅安賀駅。

 ちょっと前、名鉄尾西線・奥町駅が新駅舎建築のため、閉鎖されているという情報をキャッチしました。奥町駅と言えば、大正3年(1914年)築という、あと少しで築100年を迎える木造駅舎が印象的です。
 名鉄は近年、トランパス対応のため、無人駅や小駅に、自動改札機と券売機を収容する事を主な目的にしたコンパクトな駅舎の導入を進めています。遂に、その波が歴史のある奥町駅の木造駅舎にも押し寄せてきたようです…。そして、駅に寄り添うように佇んでいた丸ポストはどうなってしまったのでしょう…。確認したいような、見たくないような気持ちで、奥町駅に向かいました。


 新駅舎建設中の奥町駅

やはり木造駅舎の姿はもう跡形も無くなっていました。キャッシュコーナー奥のシートで囲まれた場所に、木造駅舎が建っていました。その同じ場所で、新駅舎建設工事の真最中でした。たぶん、トランパス対応路線で増殖している、画一的で味気の無い駅舎になってしまうんでしょうね。写真左側の駅名看板を掲げた小屋が仮駅舎で、終日ではないものの駅員がいます。


奥町駅の丸ポスト

丸ポストは隅の方に移設されていました。それだけが救い…。


仮駅舎と改札口

仮駅舎横には、何故か古い鉄製の改札口が。恐らく旧駅舎のものを流用していると思われます。



 奥町駅が取り壊され、同じ尾西線の苅安賀駅の駅舎は大丈夫だろうかと気になり、足を伸ばしてみました。
苅安賀駅駅舎

今の所は健在で、閉鎖の告知もありませんでした。しかし、2007年度にトランパス対応が予定されていて、無人駅のこの駅は取り壊しの恐れが高いと思われます。


苅安賀駅駅舎裏手のタイルの水場と古ポンプ

駅舎裏手でこんな面白いものを見つけました。古びた手押しポンプとタイル張りの水場です。ですが、両方とも使用不能でした。

テーマ:鉄道旅行│ジャンル:旅行
駅訪問フォト日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2007/04/26(木)22:22

駅・桜旅〜中央西線〜

 またまた、駅に咲く桜を求めて鉄道の旅に出ました。今回は中央本線の西部分の名古屋〜塩尻間、いわゆる中央西線を巡ってきました。東海地方の平野部では、もう桜のピークは過ぎ去っていますが、山間部はまだ行けるのではと思いました。ただ、青春18きっぷの有効期間は過ぎているので、とりあえず塩尻までの普通乗車券を買って、車窓を見ながら「おおっ!」と思った駅で素早く下車しようと考えていました。

倉本駅の枝垂桜

倉本駅。以前、下車した時に咲いてはいなかったのですが、駅前の大きなしだれ桜が印象的でした。満開ではなかったですが、多くの花を咲かせながらそびえる様は、迫力があり美しくもありました。その坂を上りきった所に、倉本駅の木造駅舎があります。


倉本駅上りホーム側の桜と特急しなの

こちらは倉本駅の上りホーム側。JR東海の社有地内に2種の桜の木があり、まるで競演してるかのように、それぞれに満開の花を咲かせていました。その横を、特急しなのが通過していきました。


洗馬駅駅前の桜並木

洗馬駅。塩尻駅の一つ手前の駅です。下り列車の車窓から、駅に停まるたびに見てきたのですが、桜が散り始めている駅、寿命が近付いているのか桜に元気が無い駅、駅前にあった桜が切り取られた駅など、よく花を咲かせた桜の木になかなか巡り会えず、塩尻までにこれと言った駅が無かったら、もっと遠くに足を延ばしてみようと思っていました。だけど、洗馬駅に停車すると、駅前に見事な桜並木が!もう、即下車しました。


洗馬駅駅舎と桜

洗馬駅駅舎と桜の花。

 桜を十分に堪能し、洗馬駅から普通列車でのんびりと帰路に就きました。

 青春18きっぷの有効期間中は、中央西線に限らず、普通列車が普段に比べ非常に混む路線は少なくないのですが、有効期間が過ぎたためか、この日は落ち着いていて、自然豊かな車窓風景もあいまって、とてもまったりとした旅を楽しむ事ができました。

テーマ:鉄道旅行│ジャンル:旅行
駅訪問フォト日記 | コメント(0) | トラックバック(0)2007/04/18(水)02:02

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