ヨーロッパ鉄道旅行ダイジェスト(1)
10日ほど、ヨーロッパに行っていました。実に8年振りの訪問で、もちろん鉄道旅行を満喫してきました。そのダイジェスト版を軽くお届けします。

まず、パリ、シャルルドゴール空港駅から、エールフランス(AF)7187便で、ベルギー・ブリュッセルへ。と言っても、パリ-ブリュッセル間は距離が短く、タリスなどの高速列車も充実し、航空便を飛ばすまでもないようです。ですが、AFでブリュッセルへ行く人への便宜ををはかるため、TGVと提携し、ブリュッセルへのTGVをAF便としても運行し、航空便の乗り継ぎ扱いでTGVに乗車できるのでした。航空運賃のみ、追加料金無しでTGVに乗れてしまうので、乗り鉄の立場から見れば、とても美味しい航空便でもあり、私がこの旅でエールフランスを選んだ理由の一つでもあります(笑) しかもエコノミークラスにも関わらず、用意されていた席は1等席で快適快適。
アムステルダムからは高いサービスレベルで知られる寝台特急シティナイトライン(City Night Line/CNL)でミュンヘンへ。シティナイトラインはスイスに本社を置くドイツ国鉄(DB)など数カ国の国鉄が出資する会社だったのですが、今はドイツ国鉄の子会社となり、2007年12月にはシティナイトライン路線とドイツの夜行列車網がまとめて再編され、新たなシティナイトラインのネットワークが形成されました。
シティナイトラインと言えば、ダブルデッカーの個室や、深くリクライニングする2等座席車など、快適な車両が投入されていました。また、月をモチーフにしたイラストやCityNightLineのロゴが黄色で描かれているのが濃紺の車体に映え、一種の編成美さえ感じました。
しかし、前述の再編で、ドイツを走行する多くの夜行列車がCNL網に組み入れられたため、全部を従来のシティナイトラインの設備で揃えるのは不可能になりました。塗装も上の写真のように、通常のドイツ国鉄の赤と白をベースにしたものになっていくようです。私が乗車したCNL319Pollux号では、シャワー付きのデラックスシングルはダブルデッカーではなく平屋の車両、座席車は全部コンパートメントでした。塗装も従来のものもあれば、CNL新カラーと言えるDBカラーのもの、果てはワルシャワ、モスクワ行きユーロナイト・JAN KIEPURA号専用のクシェット車両まで連結されるなど、統一感の無というか、使えるものはなんでもありと言った感じでした。
下の写真がCNLのダブルデッカー個室車両。デンマーク・コペンハーゲンからミュンヘンにやってきたCNL483ハンス・クリスチャン・アンデルセン号。
で、このCNL483の最後尾には…
モスクワ発のユーロナイトがたった一両だけくっついていてびっくり。方向幕のキリル文字が異彩を放っていました。出発時点では、アムステルダム、バーゼル行きと併結でしたが、この車両だけがミュンヘン行きで、途中からCNL483にくっついてきたのでしょう。シティ・ナイト・ラインはこのように、他列車との併結が盛んに行われているようです。
次の列車の接続まで、念のため2時間取り、駅や列車の撮影をしたり、構内のカフェでコーヒーを飲んだりして過ごしました。
そして、ローマ行きのユーロシティ(国際長距離特急)ミケランジェロ号で、オーストリアを通り、ブレンナー峠を越え、イタリアを目指します。(この一行だけ「世界の車窓から」風で(笑))
テーマ:ヨーロッパ旅行記│ジャンル:旅行
鉄道旅行
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│2008/02/09(土)03:41
