関西国際空港、LCCターミナル~ピーチアビエーション搭乗記(1)~

先日の沖縄旅行で、往路の航空便にはLCC(ローコストキャリア=格安航空会社)のビーチアビエーションをあえて選んでみました。
 中部・セントレア‐那覇間のフライトもあるのに、なぜ関西からピーチかと言うと、近年、注目を集めているLCCというものを体験してみたかったというのもあります。そして今後、中部にLCCが就航する事があっても、関西空港を拠点にするピーチが中部に来る事は無いだろうと思いこの機会にと思いました。
 関西空港に行く交通費だけで余分な出費に感じるのですが、航空券が激安のプロモーション運賃で座席指定料を含めても3000円しなかったので、東海道新幹線+特急はるかと合わせても約1万円でした。JALの中部-那覇間、最安割引運賃の先得の最安価格帯とほとんど変わりなく…、と言うか気がつけば東海道新幹線の名古屋‐新大阪間の料金より安いという結果。LCCは「空飛ぶ電車」と電車感覚で気軽に乗れる事をアピールしていますが、運良く激安の運賃で取れれば、ちょっとそこまで行く感覚で利用しようという気になりそうで、まさにLCC恐るべしです。
 だけど搭乗に際し、空港のメインターミナルビルから離れたターミナルの発着だったり、搭乗手続きの締め切り時間が早めで厳しかったりと、LCCなりの注意事項があります。ピーチアビエーションの場合、関西国際空港ではLCC専用の第2ターミナル利用となり、メインのターミナルからはバスで約10分の連絡。国内線のチェックイン締め切り時間は30分前とレガシーキャリア(LCCでない既存の航空会社)より少し早めになっています。第2ターミナルへの移動時間も含めゆとりを持って移動する必要がありそうです。

 当日、朝の9時に関西空港駅に降り立ちました。そして第一ターミナルの反対方向にあるエアロプラザに向けて歩きました。通路を渡り切りエアロプラザ内に入りましたが、どっちに進むのだろうと迷っていると、案内の看板が出ていました。
関西空港、第2ターミナルへの案内看板
 LCCターミナルと言っても、現在の所、使用しているのはピーチアビエーションのみで、その事が強調されています。案内に沿って進み1階下り外に出ると、T2行きのバス乗り場がありました。

関西空港、LCC専用の第2ターミナル外観
 バスで10分弱走ると、関西空港第2ターミナルに到着。2012年の10月28日に供用開始になったばかりで、グレー基調で現代的な建物に見えますが、真新しい倉庫と言った感じ…。一般的にLCC用ターミナルは低コスト運営のため、デザインや造りが簡素になり、時に殺風景ささえ感じるとよく聞きます。ターミナル正面では、ガラス窓は中央の出入り口位にしか使われていなく、窓拭きや破損時のコストを抑え、壁面は耐久性に優れながらも安い素材を使っているのでしょう。


関西国際空港第2ターミナル、出発・到着ロビー
 そして、弟2ターミナルの中に入りました。まだオープンして間もないだけあって白を基調にした内部はきれいで天井は高くゆとりある雰囲気で、普通の空港ターミナルビルと遜色無いように見えます。でも天井の鉄骨がむき出しだったり、壁面が東京ビッグサイトとかイベント会場のブースのような仮設っぽい雰囲気で経費削減の痕を漂わせていたりします。こちらにはコンビニ、お土産屋、カフェと最低限の店舗は揃い全体的にコンパクトにまとまっている印象です。この時間、国際線の発着は無かったものの結構賑わっていて、出発便の多くがほぼ満席のため早目の保安検査場の通過をと呼びかけるアナウンスが流れていました。
 一角にコンビニATM位の大きさのチェックインブースがいくつも並んだエリアがあます、預け入れ荷物が無い場合はこちらであらかじめプリントアウトしたeチケットをスキャンを通すと、搭乗手続きは完了。出てきた搭乗券はペラペラの普通のレシートです。こちらもコスト削減でしょうが、定期券の2~3倍程度の大きさで入れ場所に困る大きな搭乗券より扱い易く思います。

ピーチアビエーション、搭乗券
搭乗券末尾に「OOKINI!!」。さりげなく関西を本拠とする航空会社らしさを演出しています。

関西空港T2、案内表示板
関西空港第2ターミナル内、案内表示
 一般的の空港ターミナルでは電光表示で出発便一覧や各種表示を案内しているのですが、弟2ターミナルではそうでないものが多かったです。出発便案内も紙をラミネートして作った看板をピンで吊るしたものでした。電気代節約への拘りを感じましたが、ターミナルの照明自体が明るいのでこれでも十分です。
 保安検査場前に列が出来ていたので、もう並ぶ事にしました。3つある検査場の2つしか空いていなく、新千歳、福岡、那覇と1時間以内に出発便が集中していたので、検査が終わるまで十数分待ちました。

関西空港第2ターミナル、制限エリア内の店舗
そして制限エリアを越えて進むと左側にレストランが、右手側に売店がありました。第2ターミナルは地方空程度にコンパクトな割りに店舗は意外と充実しているように思いました。

関西空港T2・国内線、搭乗待合室
 搭乗待合室に出ると狭い待合所は座る場所が無い程、大混雑。これからほぼ満席の福岡、那覇行きの出発を控え、A320の定員を考えるとこの時間で350人程度の人がここを通過する事になります。
 客層をざっと見渡してみるとカジュアルな服装をした若い人が目立つ気がします。もう休みに入っている大学もあり、学生にとって格安航空会社は気軽に利用できるまさに電車感覚の存在になりつつあるのでしょう。もちろん若い人だけでく、中にはスーツ姿のビジネスマンらしき人の姿も…。

関西空港T2・国内線、搭乗口
 搭乗口は一ヶ所ですが、表示を見ると内部で更に7ヶ所に分かれているようです。目を引くのが改札機のような搭乗券リーダーが無い事です。搭乗券口入口で目視で確認しているようです。機械の費用を省いているのでしょうか?

関西空T2・国内線、ピーチアビエーションのお店
 売店を覗くとピーチアビエーションのオリジナルグッズも。

 さて、肝心の搭乗時間はというと、出発が使用機材到着遅れのため15分遅れの11:00になってしまってます。それに伴い搭乗予定時間も当初の10時35分から遅れていて、結局11時前にようやく搭乗開始となりました。
 11時数分前に搭乗開始となり、通路を通り駐機場への出口となる92番搭乗口に来ると、ここでも係員の目視による搭乗券のチェックを受けました。そして広がる青空の下、ピーチ色のA320が控えていました。
関西国際空港T2、オープンスポット、ピーチアビエーションのA320
 機体まで歩いていくオープンスポットでの搭乗はどちらかと言うと珍しく思います。空を遮るものが無い広々とした風景が気持ち良く、多くの人がA320にカメラやスマートフォンを向け撮影していました。
 たぶん50メートル程度の移動距離があり、途上には複数の警備員の姿も。LCCターミナルは経費削減のため、空港ターミナルビルから飛行機に通路を繋げるボーディングブリッジ(搭乗橋)を使わない搭乗方法が採用されるのが主流らしいです。しかし、2度の搭乗券チェックと複数の警備員の費用とボーディングブリッジの費用のどっちが経費削減になるとかと不思議に思いましたが、後者の方が私が思う以上にコストが掛かるのでしょう…。

そして、階段を昇り機内に入りました。

【※続き⇒「ピーチアビエーション、関西‐那覇搭乗記(2)」 シート、機内食、那覇空港LCCターミナルetc… 】

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※「エアライン」に関連する記事(日付は掲載日)

B787、JAL007便・ボストン‐東京・成田線ビジネスクラス搭乗記(2)(2012.9/12)

ブリティッシュエアウェイズ(BA)504便、ロンドン・ヒースロー→リスボン(2009,9/12)

成田空港・JALサクララウンジ(2009.9/9)

カテゴリー: エアライン・空の旅 | コメント(0) │2013/03/01(金)22:09
関連タグ: ピーチアビエーション, 搭乗記, LCC, 関西国際空港, 格安航空会社,
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