K10Dのホワイトバランス考~私に合った設定は…?~

 ペンタックスK10D…、いえ、初めてデジタルカメラを手にし、初めてホワイトバランスというものに直面します。でも、リバーサルフィルムをフィルムスキャナで取り込む時、色が転んでいるものを、より自分の記憶する色に、あるいは好みの色に近づけていくため、色を修正するという作業は常にしていました。ですので、色を訂正していくという意味では、ホワイトバランス調整的な事は頭の中でしていたので、厳密に言えば全く初めてとは言えないかもしれません。
 蛍光灯など様々な光源、日陰、曇天での色被り、はたまたフィルムの発色の癖などに囚われず、フィルター要らずで、より適切な色に近づける事ができるデジタルカメラのホワイトバランスは魅力的な機能で、私はこれがデジタルカメラの最大のメリットなんじゃないかと思っています。

 以下に、実際にK10Dで撮影した画像を展示し、ホワイトバランスについて、あーだこーだ述べてみます。画像はRAW(PEF)で撮影したものを、付属のRAW現像ソフト「PENTAX PHOTO Laboratory3」で現像し、いったんTIFF-16で保存し、フォトショップエレメンツでブログ掲載用にリサイズし、アンシャープマスクを掛けました。[ ]内はホワイトバランスの種類です。

神戸電鉄・三木駅売店跡

(神戸電鉄・三木駅売店跡)

 こういう蛍光灯の下では、リバーサルフィルムでしたら、緑被りを起こしてしまいます。蛍光灯の色被り補正フィルターもあるのですが、窓の外など屋外も写る場合は、そちらが赤紫状の変な色になってしまいます。第一、ものぐさな私は光源が変わるからと言って、まめにフィルターを変える几帳面さは持ち合わせていません(笑)。上の画像は[オート]で撮影したのですが、蛍光灯下でも問題の無い仕上がりになっています。

 K10Dのホワイトバランスは黄色いとよく言われているようですが、私はオートに関してはそうは感じませんでした。ただ、撮影時は一日中曇で、K10Dのモニターで出来上がった画像を見て、[オート]では青いと言うか何か物足りないなと思って[曇天]にしてみたら、その時はちょうどよく思えました。しかし、帰ってPCのモニターで見てみると、黄色がかっていてびっくり。

北条鉄道、法華口駅駅舎(WB;曇天)

(北条鉄道、法華口駅駅舎)

 他の画像を見ても[曇天]で撮影したものは不自然に黄色くなっている場合が多く、[オート]で撮影したものの方が、青みが多少あるものの、リバーサルで軽く青みが掛かった感じの画像と言え、まだ私の眼になじむものでした。
 そう言えば、デーライトのリバーサルフィルムは、太陽光下で適正な色再現をするように設計されているんだなあと、撮影している時に思い出しました。ならば、K10Dのホワイトバランスで[太陽光]なら、自分にとって違和感の少ない仕上がりになるのではと思い、上の画像とほぼ同じ条件で、[太陽光]に合わせて撮影しました。

北条鉄道、法華口駅駅舎(WB;太陽光)


 私にとっては、[太陽光]の方がしっくりきます。他の画像でも、[太陽光]で撮影したものは、違和感の無いものが多く、そこの所はリバーサルの傾向に眼が馴染んでいるのだなと、妙に納得してしまいました。

 RAW撮りだと、撮影後でも「PENTAX PHOTO Laboratory3」など、RAW画像現像ソフトで、ホワイトバランスを変更でき、更に色温度を指定するなど、細かな調整も出来るので、撮影の段階で拘りすぎる必要は無いのかもしれません。下の画像は[曇天]で撮影したものを、「PENTAX PHOTO Laboratory3」で、[太陽光]に変更しました。

法華口駅ホームと列車

(法華口駅ホームと列車。)

でも、納得できるものを、できる限り撮影の段階で撮りたいものです。

 この時は、一日中曇だったのですが、未だに晴れた日に、K10Dを使う機会には恵まれていません。晴れた日のホワイトバランスはどうなのかなあと気になっています。

コメント

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ホワイトバランについて、
参考になれば....
可能であれば、ニュートラルグレーカードを使用して
プリセットを使用するのが、良いかと。
また、オートのホワイトバランスは
状況により、あらぬ方向へ補正します。
同じ所で、2カット撮影したら
2枚とも違う色になる事もしばしば...
曇天マークなどは、メーカーや機種によって違いますが
基本的には、きつめの補正傾向があるようです。
カメラのモニターは、当てになりませんので
晴天マークでの撮影、パソコン上で再補正した方が
バラツキが減ります。