岡山県、魅惑の木造駅舎
桜と駅舎の写真を撮りに中国地方へ旅に出たのですが、肝心の桜はまだ蕾〜咲き始めの所ばかりでさっぱり…。勤め人としては、桜が満開になったからと言って、急に休みを取る訳には行かなく仕方ないのですが。ですが、素晴らしい木造駅舎をいっぱい見る事が出来て大満足の旅でした。
1日目は岡山県内のJR西日本ローカル線の駅を訪ね歩きました。
伯備線方谷駅。この昭和の住宅のレトロモダンさを感じさせるデザインが、車寄せに取り入れられています。この部分以外は、いたって普通な木造駅舎なのですが、それだけに、なおさら目立ちます。
姫新線岩山駅。待合室など、多少は改修されているのですが、昔の趣は比較的よく留めていると思われます。特にホーム側の佇まいは、えもいわれぬ雰囲気があります。
そして次は因美線の美作滝尾駅へ。この駅は「男はつらいよ」シリーズの最終作に登場した駅として有名で、木造駅舎は2008年11月に登録有形文化財に登録されました。よく原形を留めていて素晴らしいのですが、同様に私の気を引いたのが、旧貨物上家。こちらも木造で、原形をよく留めていると思われます。上の方に「停(貨物上屋)二号」(号は旧字体で)と書かれた木の札が付いていました。余談ですが、建物財産標には「貨物上家」と書かれていたのですが、意味的には同じなのでしょう。柱には、こんな注意書きが残っていました。
「ここは貨物の保管積卸をする□□すから 車両類の放置は固くお断りします」(□は判読不能」)
鳥取県の若桜鉄道は、駅舎だけでなくプラットホームなど駅の設備も、登録有形文化財に登録されています。ですので、美作滝尾駅のこの貨物上屋も、昔のローカル駅の設備を留めているとして、登録資格は十分に備えているように思え、後世に残していくべき建物だと思います。
因美線知和駅。外観はありふれた木造駅舎なのですが、特筆すべきは出札口や小荷物受付用の窓口。とても良く原形を留めています。出札口部分が突き出た多角形の構造が印象的で、使い込まれた木で紡がれた空間はもう美の領域です。
そして隣の美作河井駅へ。各所で改修されていて、原形をよく留めているとは言えないのですが、知和駅と同じデザインの窓口が目を引きます。その窓口をちょっと裏側から覗いてみました。
テーブルの下には、引出になっていて、各引出には「団体用チラシ」など、分類用のラベルが貼られたままでした。
方谷駅、美作河井駅以外は、2回目の訪問となるのですが、素晴らしい駅は何度見に行っても飽きません。
テーマ:駅の風景│ジャンル:旅行
駅訪問フォト日記
| コメント(0) | トラックバック(0)
│2009/04/04(土)04:03



































